かつてこのエディンベリーという大陸には、クレストと呼ばれる紋章を持つ人間が存在していた。クレストを持つ者のまわりでは不可解な惨事が頻繁に起こり、そのため人々はそれを「呪いの烙印」と忌み嫌っていた。

−ユテラルド・サイド−

そんな伝承も風化した現在、ストルタの青年ユテラルドの右手の甲にはそのクレストがあった。しかし、彼はそれを他人に見せることはなかった。青年の両親は彼がまだ幼い頃村に攻め入った軍に殺害されたのだが、それはクレストがもたらした悲劇だと彼は感じ取っていたからだ。

復讐を胸に一流の剣士に成長したユテラルドは、ある日両親の仇を追って入り込んだビリヤナの密林で運命の扉を開いてしまった。
ユテラルドは全く見たことのない風景の中で、謎の生物フォーリムに出会う。

ここは何処なのか?

クレストの本当の意味と、それを持つ者が背負う宿命とは?

−シャルアミ・サイド−

自分を姉のように慕ってくれるユテラルドとは家族ぐるみで仲良く暮らしていた。そんな小さな彼の右手には、あざのような奇妙な模様があった。

そして、ある日突然起こった悲劇。
その日を境にシャルアミは異世界へと飛ばされてしまう。
目覚めるとそこには心配そうな表情でのぞき込む一人の女性がいた。

ここは何処なんだろう・・・?

見たことのない景色の中で、シャルアミは自分を助けてくれた女性が何者かにさらわれるのをただ黙って見ているしかなかった。

彼女はなぜさらわれてしまったのか?
この世界から脱し、元の世界へ戻ることは出来るのか?

今それぞれの思いを胸に、二人の旅が始まった…。